LGG菌の歴史

2011年12月21日 (水)

故郷(ふるさと)④

こんにちは。トヨエモンです。

ナンポウ先生の回想録いかがでしょうか?
今回は、いよいよLGG菌の生みの親(!?)である
ゴルバッハ先生、ゴールディン先生との対面です。
それでは、続きを!!

(ナンポウ先生回想録2)
実は、私はフィンランドやイタリアなど、各地で2年に一度開かれていた
LGG菌シンポジウムの場で、両氏に何度か会ったことがある。
しかし今回は突然の訪問。
嬉しさに対する興奮と同時に、二人に迷惑をかけたのではないかと、
内心ビクビクもしていた。

けれども、私の心配をよそにゴルバッハ氏とゴールディン氏は
笑顔で出迎えてくれた。

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やさしく出迎えてくれた両氏
左:ゴールディン先生、右:ゴルバッハ先生


私達は、久々の再会の挨拶を交わすとすぐに研究の話を始めた。
二人は、私たちが当時日本でおこなっていたLGG菌と花粉症の研究に対して
強い関心を示して、研究の内容や方法についてこと細かに尋ねられた。
当時、英語がまだまだ下手くそだった私は、その質問の数々に冷や汗を
かきながら懸命に答えたことを鮮明に覚えている。
けれども、それ以外に何を話したのか、
正直あまり覚えていない・・・(苦笑)。

(つづく)

注:ナンポウ先生の記憶なので、多少の脚色があります。

2011年12月16日 (金)

故郷(ふるさと)③

こんにちは。トヨエモンです。

さて、以前にLGG菌の生まれ故郷は米国タフツ大学ということを
紹介しましたが、残念ながら私はタフツ大学を訪れたことがありません。
そこで、誰かタフツ大学を訪れた人はいないかと探してみました・・・

・・・いました!! 

我らが師匠、ナンポウ先生です。(注:上司です!!)

ナンポウ先生は、ケンノシンの記事でも登場しましたが、長年LGG菌の研究に携わっておられ、私達が立派なLGG菌侍になれるよう、日々稽古をつけてくれている人です。

ということで、ナンポウ先生のタフツ大学回想録を紹介したいと思います。

(ナンポウ先生回想録1)
2006年の夏、私は上司より特別に許可を得て、
米国出張からの帰国途中にボストンのタフツ大学に立ち寄った。
タフツ大学は、LGG菌発祥の地であり、
LGG菌の研究に携わる人間にとっては憧れの聖地。
到着前から胸の高鳴りを抑えるのに苦労した。

まず、ビックリしたのはタフツ大学がボストン市の中心部の
商店街のなかに位置していることだった。
大学は多くの店に囲まれており、とても賑やかなところに建っていた。
大学のそばにはチャイナタウンが広がっており、
幼少の頃より慣れ親しんだ中華料理の香りが私の鼻をついた。

しかし、大学の建物に一歩入ると、外の喧騒がウソのように
アカデミックな雰囲気が漂っていた。
伝統を感じさせるものから、最先端の研究機器・施設までが
整然と並んでいる。
私の興奮は既に最高潮に達していた。


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クリーンベンチ:細菌や細胞を扱うときには、汚染を防ぐ為に
上の写真のようなフードのついたクリーンベンチと呼ばれる
機器のなかで実験をします。



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ビニル・アイソレーター:腸内の細菌のなかには酸素に弱いものも多く、
そのような細菌を扱うときには、ビニルの中を二酸化炭素や窒素といった
酸素以外の気体で満たすことで、細菌が酸素に触れて死なないようにします。



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そして、建物のなかのまっすぐな廊下を歩き、ある一室へと入った。
そこには、あのLGG菌を発見したゴルバッハ氏とゴールディン氏が立っていた・・・。

(つづく)

注:ナンポウ先生の記憶なので、多少の脚色があります。

2011年11月25日 (金)

故郷(ふるさと)②

こんにちは。トヨエモンです。

生まれも育ちも神奈川県の私ですが、第二の故郷といえば茨城県。
もともと縁もゆかりもない地でしたが、10年間住んでいる間にすっかりその良さに魅了され、
神奈川の地へ戻ってきてからも、ちょいちょい足を運んでいます。

茨城といえば、なっとう、れんこん、あんこう・・・それ以外にも、干しいも、メロン、水戸ラーメン、
常陸牛などなど美味しいものいっぱいあります。(あくまで私個人の意見です・・・。)

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茨城県土浦市のマスコット「つちまる」くんです。耳がレンコンになっていてカワイイ。

ところで、LGG菌の第二の故郷は北欧フィンランド。

アメリカで発見されたLGG菌は、フィンランドの乳業メーカーであるバリオ(VALIO)社に
そのパワーを見出され、「世界の乳酸菌」へと発展していきました。
いまや、LGG菌が進出している国々は40カ国を超えており、各国でその乳酸菌力を
発揮しています。

2011年は、LGG菌が日本へ渡ってきてからちょうど20年。
そろそろ第3の故郷として認められているかな~?

2011年11月15日 (火)

故郷(ふるさと)①

こんにちは。トヨエモンです。

私の生まれは神奈川県厚木市。

東に相模川、西には丹沢の山々がある厚木ですが、実家は市内でも特に西の方なので周囲は山。

最近は、サルやらイノシシやらが、かなり出没しています(^^;)。

里山のような風景が残っているところもあり、自然が多いところです。

ところで、LGG菌の生まれ故郷はというと・・・

実はアメリカ生まれです。

タフツ大学(Tufts University)というマサチューセッツ州にある大学でLGG菌は発見されました。

アメリカの大学といえば、やっぱりハーバード、MITなどがすぐに頭に浮かぶのですが、

タフツ大学もこれらの大学と名を連ねる超有名、超難関大学のひとつなんです。

実は「ノルウェイの森」や「1Q84」などの作品で有名なあの小説家、村上春樹先生も

タフツ大学にいたことがあるんです。

LGG菌がタフツ大学で発見されたのが「1985」、

村上先生の「1Q84」・・・ニアミス。

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うっすらTUFTS UNIVERSITYと書いてあるのが見えます。

つづく。