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2020年11月

2020年11月30日 (月)

日本乳酸菌学会2020年度大会が無事終わりました

こんにちは。

トヨエモンです。

 

先週の金土(11月27日〜28日)にオンラインで開催された

日本乳酸菌学会2020年度大会が無事に終わりました。

初のオンライン開催ということで、色々と不安視されたこともあったようですが、

蓋を開けてみれば大盛況に終わりました。

  

トヨエモンはと言うと、座長と発表で2日間気が抜けなかったことに加え、

質問時や発表時にPCの設定を間違えてしまい大量の冷や汗をかいたりと、

大会が終わった頃にはヘトヘトになっていました。

 

現在、コロナ禍で多くの学会開催が中止となっているため、

研究成果を発表する場がなくなっています。

特に学生さんたちにとっては卒業・修了に関わることなので、

大きな問題になっています。

そのような状況のなか、少しでも『発表の場を提供したい』と

オンライン開催に向けて努力されてきた学会・大会関係者の方々に

改めて感謝いたします。

 

 

おしまい。

2020年11月29日 (日)

魚の感染症にも・・・

こんにちは。

トヨエモンです。

 

文献を調べていると、たまにですが、

ティラピアという魚とLactobacillus(※) rhamnosus GGの論文が目につきます。

※現在の属名:Lacticaseibacillus

 

そこでPubMedで「”lactobacillus" "GG" "tilapia"」というキーワードで検索してみると、

3件ヒットしました。

1)Ngamkala S et al. Vet World. 13:967-974. (2020)

2)Sewaka M et al. Fish Shellfish Immunol.86:260-268. (2019)

3)Pirarat N et al. Res Vet Sci. 91:e92-7. (2011)

L. rhamnosus GGの論文が1500報以上あることを考えると、もの凄く少ない数ですので、

トヨエモンの目に入るということは、おそらく個人的興味が理由でしょう・・・。

 

さて、これらの論文は全てタイの別々の研究グループから報告されていて、

ティラピアのAeromonas属感染に対するL. rhamnosus GG投与の効果を調べています。

ちなみにティラピアという魚は、日本にも食用として持ち込まれたものの、

あまり食べられることなく、近年では沖縄などで外来種として大繁殖しています。

 

一方で、タイでは養殖が盛んに行われているらしいです。

そして、Aeromonasの感染は、ティラピアの養殖にとってシビアな問題のため、

プロバイオティクスを投与して、その感染を抑制する研究がされているようです。

 

プロバイオティクスと感染症の研究の最も大きな意義の一つとして、

抗生物質を使わないことにあります。

抗生物質の使用は耐性菌を生み出すリスクがあるため、

プロバイオティクスで免疫システムを調節し、感染症を防ぐのです。

これはヒトも一緒です。

 

ちなみにこの3報全てで、L. rhamnosus GGのティラピアへの投与が

Aeromonas属感染に効果的としています。

もしかすると、以前紹介したかも知れませんが・・・。

 

 

おしまい。