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2014年12月

2014年12月31日 (水)

よいお年を!

こんにちは。

トヨエモンです。

 

2014年もあと少しですね。

トヨエモンは紅白で大好きな中森明菜さんが出ているのを観て、心おきなく寝られそうです(笑)

 

今年も更新がだいぶ滞りましたが、来年はできるだけLGG菌の情報を発信したいと思います。

年末年始は長野滞在時間が短すぎて、毎年恒例の善光寺年始めはできそうにないので、ケンノシンに任せます!ケンノシン、よろしくです☆

 

それでは良いお年を!

そして来年も宜しくお願いします!!

おしまい。

2014年12月19日 (金)

忘年会シーズン真っ最中!!

こんにちは。

トヨエモンです。

 

今年もあと僅か。

忘年会で毎日飲み続けている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

トヨエモンは、昨年からアルコールの量を減らしているので、自分から忘年会を開催することもなく、休肝日をとりながら、家でゆっくりとたしなむ程度で済んでいます☆

 

さて、アルコールは腸のバリア機能を低下させます。

バリア機能については、以前色々と書かせて頂きましたので、このブログのカテゴリ→腸のはたらき、から見ていただければ、少しは解っていただけるかと思います。

アルコールは腸管上皮細胞の酸化ストレスを引き起こし、細胞同士のつなぎ目(バリア機能)を壊してしまうため、そこから細菌やアレルゲンが体内に侵入しやすくなってしまいます(透過性の増加と呼ばれます)。

さらに腸内の悪玉菌が作るエンドトキシン(毒素)も血液中に入り込み、それが肝臓に流入することで、肝臓にダメージを与えることが知られています。

 

これは完全にトヨエモンの個人的な体験ですが、数年前、毎日のようにお酒を飲みながらイカの塩辛を一パック食べて、最後は卵かけご飯を食べて締め、睡眠も不足、というような不規則な食生活を続けたことがあります。

その時に、イカと卵を食べるとジンマシンが出るようになりました。

最初はなんでこんなに大きなジンマシンが出るのか解りませんでしたが、イカか卵を食べると出てくることが解りました。

その後、生活を変えてからあまり出なくなりましたが、今でも飲みすぎたり、睡眠が不足していたりすると、たまにジンマシンが出てきます。

この例は、お酒に加え睡眠などの要因もありますが、お酒を減らすとだいぶ調子が良いので、いずれにしろ飲み過ぎは腸管バリアを壊していると実感しています。

ちなみに、腸管バリアが壊れて、異物が体内に入りやすくなった腸のことを、リーキーガット(leaky gut)と呼びます。

リークとは”漏れ”という意味、よく情報がリークしたとか表現されますよね!?

腸管上皮細胞同士に隙間ができて、ザルのような腸になってしまうわけです。

実は動物試験レベルですが、LGG菌のアルコールに関する試験も多数報告されています。

というのも、これまでLGG菌の効果をこのブログで知ってきた方は予測がつくかと思いますが、LGG菌はバリア機能を保護し、腸内細菌層を整え、悪玉菌を減らします。

また、エンドトキシンが肝臓内へ流入しにくくなりますので、アルコールに関連する肝臓の疾患を防ぐと考えられています。

そのような仮説から、アルコール性疾患予防に対する効果が試験されてきたわけです。

  

このさき、まだまだ忘年会、新年会と飲む機会が多くなります。

なんとなくお酒の機会と言えば、”肝臓”や”胃”というワードが出がちですが、その下に在る腸のこともお忘れなく!!

少しだけでも”腸”を感じて、リーキーガットにならないようにご注意ください☆

おしまい。

 

2014年12月14日 (日)

LGG菌がインフルエンザワクチンの効果をUPする!

こんにちは。

トヨエモンです。

 

金曜日はケンノシンと軽く飲みに行き、酔っぱらいながら買い物して帰ったのですが、

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朝起きたら冷蔵庫に、さんま2尾、いわし5尾、ソゲ(ヒラメの子供)1尾が入ってました。。。

なんでこんなに買ったのか自分でも訳が分かりませんが、面倒なのでとりあえずサンマとイワシは一尾ずつ焼くことにして、あとはひたすら捌いて冷凍庫へぶち込みます。

次はソゲ。背骨にそって切り込みを入れた時点でウロコを取り忘れたことに気付きました。

仕方ないので、ウロコをとって水で流します・・・おかげで身がぐちゃぐちゃです。

どうにか5枚におろして、こちらも冷凍庫へ。

ソゲに苦戦したおかげで、魚を捌くのに1時間も費やしてしまいました。

今後、釣った魚以外は魚屋で捌いてもらうことにしよう!と心に誓った休日でした。。。

 

さて、本題に入りますが、前回はRSウイルスとLGG菌について書きました。

そこで、ウイルス感染つながりということもあって、今回は毎年恒例となってきたインフルエンザとLGG菌について書きます。

今回は紹介するのは、インフルエンザワクチンの効果UPに対する研究報告です。

出典は、

「Lactobacillus GG as an immune adjuvant for live-attenuated influenza vaccine in healthy adults: a randomized double-blind placebo-controlled trial」
Davidsonら, Eur J Clin Nutr. 2011年

という論文です。

まず、この論文のタイトルを適当に訳すと、

「健常な成人におけるインフルエンザ生ワクチンのアジュバントとしてのLGG菌〜ランダム化二重盲検プラセボ対照試験で〜」という、なんのこっちゃ難しいタイトルです。

料理でいうと、

「ヒラメのポワレ〜季節の野菜を添えて」

という感じでしょうか?

 

主役となるヒラメのポワレ的な部分が、インフルエンザワクチンのアジュバントとしてのLGG菌というところです。

アジュバントとは、免疫力をBoost(よりUP)させる物質のことを言いますが、LGG菌を摂取すると、インフルエンザワクチンの効果がより高められるというわけです。

次に、サブタイトルの〜季節の野菜を添えて〜的な部分を見てみます。

このサブタイトルによって、料理に季節感がもたらされますよね。

では、論文のタイトルの方をみますと、〜ランダム化二重盲検プラセボ対照試験で〜という部分が、〜季節の野菜を添えて〜的な感じになります。

この試験はプラセボ(日本語では偽薬)を使った人と、LGG菌を使った人を比較し、被験者もどっちを摂取しているか分からないし、より公正公平なデータを取得できる設定でおこなっているということです。

(プラセボについては、ググって下さい!)

つまり、サブタイトルにあるこの試験設定によって、論文のデータにより信頼性がもたらされています。

 

最後に、簡単に試験の概略を書きますと、LAIVと呼ばれるインフルエンザ生ワクチンを予防接種した人たちに、プラセボもしくはLGG菌を摂取してもらったところ、LGG菌を摂取した人たちではH3N2型ウイルス(香港型)に対するワクチンの力価が上昇していたというものです。

このようなアジュバント効果は、免疫調節機能が低下している人や高齢者で特に有効だと考えられています。なぜなら、通常はワクチン接種で十分は免疫力を確保できるのですが、そのような人達は、ワクチンを打っても十分な抵抗力までワクチンの効果が上がらないからです。

もう既にインフルエンザの流行する季節になっていますので、皆さん、手洗い・うがいをしっかりと行い、十分な睡眠をとるようにしましょう。また、できるだけワクチンも接種しましょう。そして、それらの効果をより確実にするために、LGG菌を摂って、体調を崩さないようにしましょう!

おしまい。

2014年12月10日 (水)

RSウイルスとLGG

こんにちは。

トヨエモンです。

昨夜、ニュースを見ていたら子供のRSウイルス感染が流行っているのだとか…。

そういえば、 この間ケンノシンも同じことを言ってたような気がします。

独身のトヨエモンは、子供についての情報が乏しいので、保育園や幼稚園で何が流行ってるのか全く分かりません。

なので、いつもケンノシンとタケサブローからの情報が頼りです。

         

さて本題ですが、プロバイオティクスとRSウイルスの研究は報告が少ないないようです。

とりあえず調べてみると、フィンランドのヘルシンキ大学Korpela先生のチームが幼児に対する呼吸器感染症の研究でRSウイルスもみていました。

その他、風邪のウイルスとして最もポピュラーなライノウイルスやインフルエンザウイルスなどもみています。

 

結果としては、他の臨床試験同様、LGGを摂取すると、感染後の保育園や幼稚園を休む日数が減ります。

つまり、症状が軽減されます。

 

一方で、感染した子供の鼻から検出されるウイルス数は、LGG菌摂取しても変わらなかったとあります。

 

ウイルスはいるけど、症状は軽くなる…まだまだ詳細なメカニズムはわかっておりません。

というよりは、様々なメカニズムが複合的に関与していて、単純に”コレが効いている!”というような、現象はないと思います。

例えば、LGG菌を摂取すると、NK活性や抗ウイルス性サイトカイン(インターフェロンαやβ)、炎症性サイトカインTNF-αの上昇によって、ウイルスに対する防御機構を示すことがわかっています。

また、最近の研究では、口から摂取したLGG菌は、その付着性によって、ある程度の時間を口腔や咽頭、気道付近にとどまっていることが分かってきています。

そして、腸内だけでなく、口や鼻、呼吸器の免疫システムを活性していると考えられています。

このように、様々な免疫システムの活性化の結果、ウイルス感染に対して作用しています。

いずれにしろ、下記の臨床試験の報告(臨床試験だけです!動物試験等は含みません)を見れば、やはりLGG菌が呼吸器感染症に対して効果を示すことがわかると思います。

下記は、効果のあった論文だけをリストアップしていますが、他に有意な差が見られなかった試験報告も数個ありました。

 

 

① プロバイオティクスを含むミルクの長期摂取の園児に対する効果 Hatakkaら BMJ 2001年

② プロバイオティクス鼻腔内投与が、鼻腔内の病原菌の定着を減らす Glück Uら Am J Clin Nutr 2003年

③ 嚢胞性線維症の子供における肺の症状悪化に対するLGG菌摂取の効果 Bruzzeseら Clin Nutr 2007年

④ 乳児へのプロバイオティクスとプレバイオティクスの投与の感染率に対する長期的安全性と効果 Kukkonenら Pediatrics 2008年

⑤ プロバイオティクスが乳児における急性感染症のリスクを下げる Rautavaら Br J Nutr 2009年

⑥ LGG菌が園児における胃腸および呼吸器の感染症を予防する Hojsakら Clin Nutr 2010年

⑦ LGG菌が入院児童における胃腸および呼吸器の感染症を予防する Hojsakら Pediatrics 2010年

⑧ プロバイオティクス投与が、嚢胞性線維症患者の肺の症状悪化に対する影響 Weissら Pediatr Pulmonol 2010年

⑨ 入院児童に対するLGG菌の投与は、胃腸および呼吸器の感染症のリスクを減らす Meadows-Oliverら Evid Based Nurs 2011年

⑩ 中耳炎になりやすい子供の鼻咽頭におけるヒトボカウイルス Lehtorantaら Int J Pediatr Otorhinolaryngol 2012年

⑪ LGG菌を含むミルクと子供における呼吸器疾患 Kumpuら Eur J Clin Nutr 2012年

⑫ 経口投与後のLGG菌が扁桃腺から検出される Kumpuら Br J Nutr 2013年

⑬ LGG菌の使用と、園児の鼻咽頭からのウイルス検出 Kumpuら J Med Virol 2013年

⑭ プレバイオティクスとプロバイオティクス投与が早産児におけるライノウイルス感染を予防する Luotoら J Allergy Clin Immunol 2014年

⑮ 徴候的なフィンランドの軍人におけるプロバイオティクス投与とウイルス検出 Lehtorantaら J Clin Virol 2014年

※ ブログ前半で紹介したRSウイルスに関する記述がある論文は⑬です

 

 

上のリストを見ていただければ、LGG菌と呼吸器感染症に対する研究は、すでに10年以上経っており、LGG菌の機能性は沢山の研究の積み重ねから生まれていることが解かってもらえるかと思います。

最後に、下記のメタ解析の論文でも、LGG菌の投与が子供の呼吸器感染に対する予防に対して有効であることを示しています。

Lactobacillus rhamnosus GG supplementation for preventing respiratory infections in children: a meta-analysis of randomized, placebo-controlled trials.
Liu S, Hu P, Du X, Zhou T, Pei X.
Indian Pediatr. 2013

メタ解析とは、沢山の臨床報告を総合的に解析し、本当に効果があるのか?を調べる手法です。

この解析は非常に信頼性が高いのですが、メタ解析をするためには、しっかりとした臨床報告が多数出ていることが必要です。

なので、メタ解析による効果の判断には多くの論文数が必要となります。

LGG菌は研究の積み重ねがあるからこそ、こういったメタ解析ができると言えますね!

小難しい話になってしまいましたが、お付き合い有難うございました。

おしまい。

2014年12月 4日 (木)

乳酸菌学会秋季セミナーが開催されます

こんにちは。

トヨエモンです。

ブログの更新を1ヶ月さぼってしまいました。

この1ヶ月は実家の片付けやらで、ほとんど家にもいなかったので、更新の余裕もなければ、大したネタもなかったのです…。

さてトヨエモン、中学からお遊び程度でバンドをやってたのですが、何を思ったのかドラムセットを買っちゃったんですね。

20年前に実家を出てからずっと眠ってたドラムセットですが、今回の実家の片付けで、遂に引き取らされました…。

スタッドレスタイヤも引き取らされました。

アパートの部屋にドラムとタイヤが積んであると何だか落ち着きませんね…。

叩ければストレスの解消になるのですが、そういう訳にもいかず邪魔なだけです。

愚痴はさておき、明日12月5日は日本大学藤沢キャンパスで乳酸菌学会の秋季セミナーが開催されます。

今回は酢酸菌研究会とのコラボ開催なので、お酢にかかわる(!?)研究の発表もあります。

詳しくは下記のリンクへ。

http://www.jslab.jp/contents/conference/2014/09/2014-2.html

※うまくリンク貼れなくてスミマセン

おしまい。