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2014年6月16日 (月)

LGG菌とTJ③

こんにちは。

トヨエモンです。

 

さて、最近はボヤきと愚痴が多かったので本題に戻ります。

現在、このシリーズはタイトジャンクションについて書いていますが、

先日、ヴァンダービルト大学のYan博士の研究チームが

新たな論文を発表しましたので、そちらを紹介いたします。

 

実は、前のバリア機能シリーズのところで、ムチンという粘膜層について紹介していますが、

今回の論文では、LGG菌が分泌するタンパク質p40が、腸管上皮から

ムチン(MUC-2)の分泌を促進するという内容です。

 

Barrier

 

上図の①のように、ムチンは腸管上皮細胞の上を覆うように分泌され、

外からの異物を防いでいますね!

 

今回のYan博士の研究を簡単にまとめると下の図のような感じでしょうか?

Photo

 

ちなみに、このp40というタンパク質は、LGG菌の腸管上皮に対する

働きに対して、ピリと同様に重要なキーワードです。

このp40は、タイトジャンクションも保護して、バリア機能を維持する

働きがありますので、また紹介いたします。

 

つづく。