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2014年4月10日 (木)

腸管バリアとLGG菌⑥

こんにちは。

トヨエモンです。

 

いつの間にか4月も十日が過ぎてしまい、会社の周りの桜は
だいぶ散ってしまいました。

さて、今回は腸管バリアとLGG菌シリーズの第6弾!!
だいぶ内容を忘れてしまった人もいらっしゃると思いますが、
②で紹介した3つの機能のうち、真ん中の“粘膜免疫系に対する働き”について
紹介していきたいと思います。

 

Ohland_small

腸管の上皮には、ムチンと呼ばれる粘液が常に分泌され
粘液層を形成していることはで紹介したとおりです。
この粘液層の中で働いている免疫システムが粘膜免疫と呼ばれるもので、
主に分泌型免疫グロブリンA(分泌型IgA)が活躍しています。


Barrier_small

 IgAは、以前「花粉シーズン突入!!」で紹介したIgEと
同じ免疫グロブリンと呼ばれる抗体の仲間ですが役割が異なります。
特に粘膜に分泌されるIgAは分泌型IgAと呼ばれ、
Y字をした抗体が二つ繋がった構造をしています(二量体)。

 

Siga

粘液層に異物が入ってくると、分泌型IgAがそれらを認識し結合します。
そして、粘液と共に体外へ排出されていくというわけです。

 

つづく。