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2014年4月14日 (月)

腸管バリアとLGG菌⑦

こんにちは。

トヨエモンです。

 

さて、今回は粘膜免疫とLGG菌との関係についての続きです。
前回は分泌型IgAの説明で力尽きてしまったので・・・(笑)

 

と思っていたら、LGGラボの方にすでに
LGG菌が分泌型IgAの産生量を増加させる」ことに
ついて書いてありますね・・・^^;
なので、ポイントだけサラッと書きます。

 

まず、LGG菌はパイエル板と呼ばれる小腸の免疫センターの中に
入りこむということです。
LGGラボから引用してきた下記の図2(右)に、白矢印で示した赤い点々が
見えるかと思いますが、これが赤い蛍光色素で染色されたLGG菌です。
この試験では、染色されたLGG菌をマウスに摂取させたあと、マウスを解剖し、
小腸を取り出して、パイエル板を蛍光顕微鏡で観察しています。

 

Peyer_iga

つまり、免疫センターであるパイエル板に入り込むということは、
腸管の免疫システムに何らかの影響を与えるということが予測できますね!

※ パイエル板については、「インフルエンザにご注意!!③」を
ご参照ください。

次に、LGG菌はパイエル板でのIgAの産生を増加させるということです。
LGG菌を投与したマウスを解剖し、小腸のパイエル板から細胞を
取り出して培養したところ、IgAの量が多かったというのが右側の図3です。

 

これらの試験データより、LGG菌は粘膜免疫系を高めることによって
腸管バリア機能を高めていることが考えられているわけです!!

 

つづく。