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2014年4月28日 (月)

腸管バリアとLGG菌⑨

こんにちは。

トヨエモンです。

 

腸管バリアとLGG菌シリーズ、かなり長丁場となってきました。

正直飽きてきたので、タイトルを変えたいですね・・・^^;

 

前回はSilvaらが1987年にLGG菌の抗菌物質について報告したこと、

しかし、どんな物質か分からなかったこと、そして、抗菌ペプチドの一種

ミクロシンの様な物質なのではないか?ということを書きました。

 

一方でLGG菌が産生する乳酸が抗菌性に重要であると主張する報告もあります。

一般的に、乳酸菌が腸内の環境を整える役割を果たしているのは、乳酸を作り出し、

周囲の環境を酸性にすることによって、他の細菌が生育しにくい、もしくは

死んでしまうことに起因していると考えられています。

 

その一つに、ベルギーの研究チームDe Keersmaecker らの報告があります。

彼らはLGG菌の培養液を使って、サルモネラ菌の生育阻害・殺菌について実験をしました。

そして、乳酸が蓄積され、pHが低下することが、サルモネラ菌に対して最も効果があると

結論付けています。

※     De Keersmaecker et al. FEMS Microbiol Lett (2006)

 

ただ、乳酸による抗菌性は、乳酸菌全般に言えることで、トヨエモンとしては

イマイチ面白みを感じないのですが・・・

 

つづく。