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2013年10月

2013年10月30日 (水)

歓迎レセプションに参加!!

こんにちは。
トヨエモンです。

おとといの告知(!?)のように、
28日からIDFデーリーサミット2013に参加しています。

28日の夜は歓迎レセプションに出席。
全員の入場に30分、挨拶やイベントに30分、計1時間も
料理を前におあずけをくらったトヨエモンは、歓談の時間が
始まった途端にカレーライスをセルフサーブしました(笑)。

なぜ、色々な料理があるレセプションでカレーだったのか?

本当は肉や魚が食べたかったんです!
でも、体の小さなトヨエモン…体の大きな海外の参加者がひしめく
メインの料理コーナーには入り込めなかったのです…TT
そこで、会場の端にあって、ほとんどの人が気付いていなかった
カレーコーナーへと向かったのでした。

例えるなら、それは明治維新。
世界の大きさを知ったトヨエモンが刀を捨て、マゲを切り、
サムライを捨てた瞬間でした。。。

一方、サムライ魂を持ち続けた男「ケンノシン」は、
世界へ果敢に切り込み、料理を持ち帰って来たのでした。
そして、トヨエモンに一言…「なんでカレー食ってるんすか?」

「・・・サムライ辞めて、サラリーマンになったから・・・

とは言えなかったです^^;

最後に、
隣のテーブルはトルコの参加メンバーが
集まっていました。

Turkey


だいぶ先ですが、2017年のIDFデーリーサミットは
イスタンブールで開催されるとのことで、
皆さん赤い国旗のバッヂをつけ、グッズを配ったりと
PR活動をしていました。

そんな中、一人のトルコ人メンバーが
「そのカレーに肉は入っているか?」と尋ねてきました。
肉由来のエキスなどが入っている可能性もあるので、
ベジタリアンや宗教的に食べれない人に安易な返答はできません。

なので、「スタッフに確認した方がいいよ」と言ったのですが、
トヨエモンの皿を見て、勝手に「肉は入っていないね」と言って、
皿に盛り始めました。

仕方がないので、ラッキョウと福神漬けも薦めておきましたが、
色々な意味で心配です。

おしまい。

2013年10月28日 (月)

IDF World Dairy Summit 2013

こんにちは。
トヨエモンです。

本日よりパシフィコ横浜にてIDF(International Dairy Federation、
国際酪農連盟)の世界酪農サミットが開催されます。

http://www.wds2013.com/

このサミットは、毎年世界各国で開催されますが、今年は横浜での開催となり、
2,000人以上の酪農乳業分野の関係者が集まります。
勿論、LGG菌サムライ達も参加します。

講演の内容は、家畜の飼養・管理からマーケティングまで多岐にわたりますが、
サムライ達に一番関係があるのは、栄養・健康の分野でしょうか・・・。
東大名誉教授の上野川先生が「腸内細菌叢やプロバイオティクスと免疫システム」について、
東北大学の斉藤先生が「日本の機能性ヨーグルト」について、その他の乳業会社も
プロバイオティクス乳酸菌の研究について発表される予定です。

また、トヨエモンとケンノシンにとっては、東京農工大名誉教授の板橋先生が
オーガナイザーをされている家畜の健康・福祉、農場管理の部分も気になる
ところですね~。

それでは、何か面白いTOPICがあれば、ブログで紹介したいと思います。

おしまい。

 

2013年10月25日 (金)

ヴァンダービルト大学より新しい論文が発表!!

こんにちは。
トヨエモンです。二日連チャンの更新です!!

さて、去る10月18日にLGG菌に関する新しい論文が、共同研究先のヴァンダービルト大学のYan先生のグループから発表されました!
雑誌は、Journal of Biological Chemistry。
JBCと皆呼びますが、生物化学系のとても有名な雑誌です。

とは言っても、Yan先生はサムライ達との共同研究よりず~っと前から「LGG菌とIBD予防・治療の可能性」について研究を続けてこられており、今回の発表についてはサムライ達と直接関係はありません・・・^^;。
(※IBD(炎症性腸疾患):潰瘍性大腸炎、クローン病の総称)

タイトルは、
「A Lactobacillus rhamnosus GG-derived Soluble Protein, p40, Stimulates Ligand Release from Intestinal Epithelial Cells to Transactivate Epidermal Growth Factor Receptor.」

Yan et al. (2013) J Biol Chem. 288(42):30742-51.

日本語に訳すと、「LGG菌由来の水溶性タンパク質p40が、腸管上皮細胞からのリガンドの遊離を刺激し、EGF受容体をトランス活性化する」・・・EGFについて知らない人は、さっぱり分からないと思います。
ということで、内容はおいておきましょう(笑)。

ちなみに、サムライ達との共同研究では、先生の研究成果をもとに、LGG菌を手軽に摂取できる発酵乳という形態での研究を行っています。
こちらの論文は、2013年3月にEuropean Journal of Nutritionという雑誌に発表されているのですが、このブログで報告しましたっけ???
一応、タイトルなどを・・・

「Lactobacillus GG-fermented milk prevents DSS-induced colitis and regulates intestinal epithelial homeostasis through activation of epidermal growth factor receptor.」
~LGG菌発酵乳がDSS誘発性大腸炎を予防し、EGF受容体の活性化を通して腸管上皮の恒常性を調節する~

Yoda et al. (2013) Eur J Nutr. In press

 

もう少しPRしないとダメですね・・・。

おしまい。

 

 

2013年10月24日 (木)

岩魚(いわな)②

こんにちは。
トヨエモンです。

さて、今回は9月3日の記事「岩魚(いわな)」の続きです。
だいぶ時間が経ってしまいましたが・・・。

前回、岩魚は水が冷たく、エサの少ない渓流に住んでいると書きましたが、
そんな環境にいる岩魚は、食べられるものであれば水辺を泳ぐヘビ、
水際に来た小鳥まで食べてしまうと言われています。
しかも、彼らは基本的にエサを丸飲み。
つまり、消化管の酵素の力で丸飲みした食べ物から栄養を摂っていると
考えられます。
どんな消化力なんでしょうか・・・(汗)

ここで一つの疑問が生まれます。
岩魚は水温15℃以下の冷たい水を好む魚で、さらに変温動物です。
つまり体温もその程度。
従って、体内の酵素もその程度の温度で働かなければなりません。

一般に、酵素の最適温度は30~40℃近辺が多く、ヒトのように体温を
常に36~37℃程度に保っている生物であれば、なんとなく解かるような
気がします。

そこでサケ科(イワナもサケ科なので)の魚類の消化酵素に関する文献を
見てみたところ、やはり、酵素の最適温度は、20℃など低温側にズレているようです。
しかも、0℃でも活性を保っていたりと、それなりに低温という環境に適応しているようですね!

 

ところで、話は全く違うのですが、魚つながりということで、LGG菌がティラピアという魚の
腸の発達を促し、免疫力を調節する作用があるという研究論文を紹介します。
この論文は、タイの研究グループが2011年のRes Vet Sci.に発表しています。

ティラピアは、日本でも養殖されており、イズミダイ・チカダイといった名前で
高級魚として市場に出ています。
ただ、日本では普通のタイの養殖が盛んになったおかげで、最近はティラピアは
あまり見かけなくなったようです。
ちなみにトヨエモンは、イズミダイとして出ているのは一回しか見たことがありません。
タイ料理や東南アジア系の料理屋では、ちょこちょこ出てきますが・・・。

一方、タイでは今でも盛んに養殖されており、今回の研究では、ティラピアの
病気や成長の促進を目的にLGG菌をサプリメントとしてエサに使ったようですね。

※ 「Modulation of intestinal morphology and immunity in nile tilapia (Oreochromis niloticus) by Lactobacillus rhamnosus GG.」
Pirarat N et al. Res Vet Sci. (2011) 

魚の腸内環境まで改善してしまうLGG菌。
スゴイ!!
 
 
おしまい。
 

2013年10月17日 (木)

食品免疫学会2013年度大会

こんにちは。

トヨエモンです。

本日より二日間に渡って、東大の伊藤謝恩ホールにて

日本食品免疫学会の学術大会が開催されています。

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食品免疫学会は、乳酸菌だけでなく様々な食品成分と

身体の免疫システムに関する研究が発表されますが、

やはり乳酸菌関連の研究がかなり多いですね!

免疫といえば、病気に対する抵抗力とのイメージを

うけがちですが、このブログにも書いてきたように、

アレルギーや肥満も免疫と大きな関わりがあります。

従って、この学会は身体の免疫システムと疾病に対する

様々な角度からのアプローチを勉強できる場となっています。

LGG菌サムライも毎年、この学会で発表してきたのですが、

残念ながら今年はお休み、ギャラリー(!?)にまわっています(^_^;)

なので、沢山の情報を収集して、今後の研究に生かしていきたいですね!

おしまい。