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2012年11月

2012年11月25日 (日)

いつの間にか・・・

こんにちは。

トヨエモンです。


さっき気付いたんですが、
なんと、いつの間にか「LGG菌サムライ達の日記」を始めて
1年が経っていたのです。
昨年、2011年11月10日から始まったこのブログ。
今年の11月10日はすでに過ぎてしましました・・・。
1周年の日に何も更新しなかったことが悔やまれます。

そして、さらに気付いたことが・・・。
昨年、11月11日にスタートしていれば、11年11月11日で超ゾロ目☆
これならば、きっと忘れなかったハズ。

ここぞという時にツメが甘いLGG菌サムライ・・・
無事に2周年は迎えられるのか???

おしまい。

2012年11月22日 (木)

炎症反応は敵か味方か!?②

こんにちは
ケンノシンです。

今回は、炎症に関わる免疫細胞の一部をご紹介します。

K0035_3

手元にあった写真ですが、これは炎症に関わる免疫細胞の「マクロファージ」です。

この細胞は、手当たり次第、体の中に侵入してきた異物とみなすものを食べていきます。
また、異物によって、死んでしまった細胞なども食べます。

写真のように、マクロファージは手のように、一部を伸ばして異物をキャッチします。

そして、ここからが肝心!

ただ食べるだけでなく、ここで炎症性の物質を吐き出します。
人間と同じく食べたら出します(笑)
この炎症性物質が出ることにより、炎症反応が始まっていきます。

この炎症物質は他の免疫細胞を呼び寄せ、さらに体の防御反応を強固にしていきます。

ここには様々な免疫細胞が関係しているのですが、非常に複雑で、明らかになっていないことがたくさんあります。
他の免疫細胞については次の機会にご紹介できればと思います。

つづく

2012年11月21日 (水)

寒くなってきました。

こんにちは。

トヨエモンです。

最近、グッと寒くなってきましたが、皆さん風邪など引いてないでしょうか?
もともと寒がりなトヨエモン、今年は更に寒がりがヒドくなっています。
歳のせいでしょうか?(そんなに歳ではありません!!)
近年の猛暑も身体にこたえますが、やっぱり夏の方が好きです。
・・・ということで、基本的に寒いのはあまり好きではないのですが、
寒くなってくると良いコトは、ズバリ空気がキレイになってくるコト!!

今週の日曜日は、前日の暴風雨で空気が洗われたうえに、天気も良く、
海には久々にイイ波が割れていて、なんだか心が洗われるような休日でした。

Imgp0981

サーファーやボディーボーダーもいっぱい。
江ノ島や逗子の方まで良く見えます。

これから本番を迎える冬には、もっと空気が済むので
海から見える富士山も楽しみですね☆

おしまい。

2012年11月16日 (金)

ほっと一息(バラ)

こんにちは。
トヨエモンです。

最近、ブログの内容が長くて難しい・・・と思っている方もいるのでは???
実は書く方も疲れるんです(笑)
簡単に書こうと思っても、学術論文の内容を簡単に伝えるのは
とても難しいですね。

ということで、会社のバラ園が今年最後の花を咲かせているので
休憩です。


Y0071_3

初夏のバラに比べて、花の大きさは全然小さいのですが
カワイイ感じです。


Y0072

バラ園は、LGG菌サムライにとって憩いの場。
バラを見ていると心が癒されます。

そろそろ時期もおしまいですが、来年もキレイに咲いて欲しいです。

おしまい。

2012年11月13日 (火)

炎症反応は敵か味方か!?①

こんにちは
ケンノシンです。

今回は、トヨエモンのブログで登場してきた「炎症」について、簡単に説明したいと思います。

炎症反応とは・・・、簡単に言えば、生体の防御反応であり、体が怪我をしたり、風を引いたり、やけどをしたり、
外部からバイ菌が入ったりしたときに起こる現象です。
例えば、
・風邪を引くと熱が出る
・風邪を引くと喉や頭が痛くなる
・皮膚が傷つくと赤くはれ上がる
・頭を打つとたんこぶができる

などなど様々なものがありますが、どれも不快なものですよね。

トヨエモンは最近、痛風!?で足が痛いと嘆いております。
水分補給が良いということで白湯ばかり飲んでいます。
痛風も尿酸が結晶化し、炎症を引き起こしています。
まだ若いのに大丈夫かな!?多分痛風じゃないと思いますが・・・。

痛風はさておき、この不快な反応こそが体の防御反応であり、
これがなければ体の異変は元の正常な状態には戻りません。
菌に感染したら、感染が広がらないように働き、
生体が傷ついたら、外部から菌が入らないように働いたり。

この炎症反応によって、様々な免疫細胞が集まりだし、お互いに協力し合うことにより、
生体を元の正常な状態になるよう働きかけていきます。
つまりは、炎症は体になくてはならない現象なのです。

つづく。

2012年11月 8日 (木)

LGG菌は風邪から子供を守る!!③

こんにちは。
トヨエモンです。

前回はFoods&Functionalsの記事を和訳して紹介しましたが、
今回はこの記事の中に紹介されていたHojsak達が発表した
2010年の2つの研究のうち、保育園で実施された研究を紹介します。

この研究では、クロアチアの首都ザグレブで行われ、この地域にある
4ヶ所の保育園に通う281人の園児(1~7歳)が参加しました。
この281人を無作為に2つのグループに分け、
片方のグループ(139人)にLGG菌入りの発酵乳を、
もう片方のグループ(142人)にはLGG菌が入っていない発酵乳を
3ヶ月間毎日摂取してもらいました。
LGG菌の入りの発酵乳には10億個のLGG菌がはいっています。

ケンノシンの絵を使わせてもらうと、こんな(↓)感じになります(笑)

Y0066_4
(クロアチアのユニフォームを着せてみました★)

そして、呼吸器感染にかかった子供の数は、
下の表のようにLGG菌グループで減少しました。
P値は0.05より小さいと統計的に有意であると見なされます(P < 0.05)。

Y0067_3  
この結果を見て、
「約70%が40%程度に下がっただけで、LGG菌グループだって
60人も感染してるじゃん!!」
って思う方も多くいらっしゃるかと思います。
トヨエモンが一番重視しているのは、実はこれらの試験が大都市の施設で
行なわれていることなんです。
ケンノシンが紹介したヘルシンキの研究も含めて、
その国の首都で行なわれており、人の流れも多く、
田舎の地域にくらべれば感染のリスクが高いわけです。
そのような環境の中で統計的にきちっとした結果が出ているというのが、
LGG菌の強みかも知れませんね。

つづく。

※    この研究は、Clinical Nutritionというヨーロッパの臨床栄養学の
雑誌に掲載されています。
Hojak et al. (2010) Lactobacillus GG in the prevention of gastrointestinal and
respiratory tract infections in children who attend day care centers: A randomized,
double-blind, placebo-controlled trial. Clinical Nutrition. 29:312-316.

2012年11月 2日 (金)

LGG菌は風邪から子供を守る!!②

こんにちは。
トヨエモンです。

前回の続きですが、まずはFoods&Functionalsの記事
「LGG菌は子供を風邪から守る!!」の内容から見ていきましょう。
http://www.asiakaslehti.com/foodsandfunctionals/node/129

最初のイントロダクションを飛ばすと、
下のような見出しと内容が書かれています。
ちょっと長いですが、ガマンして下さい・・・。

LGG菌を摂取した子供たちにおける風邪予防の強固な医学的根拠
小さなお子さんの世話をしたことのある人ならばご存知のように、
子供たちは大人より風邪を引きやすく、特にしょっちゅう咳や鼻水を
出している子供たちと一緒に過ごしていると、風邪をもらいやすくなります。
Ball達の研究によれば、年に5回以上も風邪を引く小さな子供たちの割合は、
なんと50%にも達するのです。

風邪は様々なウィルスによって引き起こされますが、残念ながら風邪の
予防や治療に対して、両親が子供たちにしてやれることはほとんどありません。
家族に広がらないことを祈りながら、休ませて感染の成り行きを待つしかないのです。

最近、クロアチアの小児科医Hojsakの研究グループは、2001年にHatakka達が
BMJに発表した興味深いLGG菌の研究結果(※1)に対して新たな研究を立ちあげました。
Hatakka達の研究は、保育園の子供たちにLGG菌(1億個/日)を投与し、
子供たちの風邪が顕著に予防されたことを強固な統計データで示しました。
そこで、Hojsakのチームは、LGG菌の量をより多くし(10億個/日)、
保育園と病院の2ヶ所の子供たちに対して、
それぞれ無作為二重盲検プラセボ対照試験を実施し、
2010年に論文に発表しました。
子供たちは、毎日100ミリリットルの発酵乳(※2)を摂取しましたが、
片方のグループはLGG菌を含むもの、もう片方はLGG菌を含まないものでした。
ちなみに、この100ミリリットルという量は、子供たちにとっても
バランスの良い摂取量です。

これらの試験には1000人以上の子供たちが参加しており、
結果は顕著で整合性のとれたものでした。
実際、両方の試験において、LGG菌を摂取した子供たちのグループでは、
プラセボグループより風邪を引いた割合が3倍も低くなりました。
また、風邪を引いた場合でも保育園を休む期間が短くなり、風邪の症状を
示している期間が短くなりました。また、論文には発表されていませんが、
フィンランドでも保育園の子供たちに対して、LGG菌の風邪予防効果が
Hatakka達の研究のあとに、再度検証されています。

(※1)ケンノシンのブログ記事「風邪予防①②」 https://lgg-samurai.blogat.jp/lgg/cat05/
を御覧下さい。ちなみにBMJは、British Medical Journalという英国の権威ある医学専門雑誌です。
(※2)ヨーグルトも発酵乳のひとつです。


このように、風邪のような呼吸器感染症に対するLGG菌の研究は、
既に2001年にヒト試験で行われ、さらに2010年にも2つのヒト試験にて
実証されているのです。
しかも、全て二重盲検プラセボ試験です。
二重盲検プラセボ対照試験でこのような結果が出ている乳酸菌って少ないのでは?

つづく。

2012年11月 1日 (木)

LGG菌は子供を風邪から守る!!①

こんにちは。
トヨエモンです。

なんだか今回のタイトル、ちょっと強気な感じです(笑)
実は、フィンランドVALIO社は年2回ほど「Foods&Functionals」という
雑誌を発行しているのですが、その中の記事に“風邪”に対するLGG菌の効果を
紹介しています。

Y0068_4    

実際のタイトルは、「Lactobacillus rhamnosus GG maintains children’s
defence against the common cold」。
直訳ならば、LGG菌は子供の防御力を保ち、風邪に対抗します・・・
というような感じでしょうか?
つまりは、「LGG菌は子供を風邪から守る!!」ということですね。

最近、日本では“プロバイオティクス乳酸菌と呼吸器感染症
(インフルエンザや風邪など)の予防効果”がメディアに
取り沙汰されていますが、LGG菌では既に2001年から
呼吸器感染症についての予防効果がヒト試験で発表されています。
(ケンノシンのブログ記事「風邪予防①②」
https://lgg-samurai.blogat.jp/lgg/cat05/ を御覧下さい。)
ただ、時代は10年前・・・
LGG菌は時代を先取りし過ぎたのかもしれません???

ということで、今回から数回にわたって、この記事の内容や
紹介されている論文から“LGG菌と風邪”について掘り下げて、
LGG菌の呼吸器感染に対する効果をもう一度検証してみましょう!!

つづく。

ちなみにFoods&Functionalsのこの記事はコチラ↓
http://www.asiakaslehti.com/foodsandfunctionals/node/129

※Foods&Functionalsは英語の雑誌ですが、世界のLGG菌製品の
紹介などもあり、「英語がイヤ!!」という方でも
写真を見て楽しめるかも知れません。
しかも、PDFで落とせます。是非、一度訪問してみて下さい。

雑誌のPDF版はコチラ↓
http://asiakaslehti.com/foodsandfunctionals/sites/default/files/pdf/FF_1_2012.pdf