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2012年4月 5日 (木)

過ぎたるは及ばざるが如し!!(花粉症)

こんにちは。
トヨエモンです。

前回の花粉シーズン突入!!の際に描いたイラストの中で
同僚から「マスト細胞が悪そう!!」などのご意見を頂きました。
マスト細胞も体の免疫機能には欠かせない存在なので、決して悪者ではありません。
アレルギーという異常な状態を表現したかったと解釈して頂ければ幸いです(^^;)。

Y0032_5
      こんな風に悪そうに描かれて
      しまったマスト細胞・・・

さてマスト細胞ですが、別名「肥満細胞」とも呼ばれています。
しかし、肥満に関係があるわけではなく、もともとは見た目が膨らんでいて
細胞自体が肥満っぽいという理由から名付けられました。
なんだか、悪そうだとか、肥満だとか誤解をうけやすい可哀想なヤツですね。

マスト細胞は、細胞内に顆粒と呼ばれるものを持っており、その顆粒の中に
ヒスタミンなどの化学伝達物質を蓄えています。
花粉などの抗原とIgE抗体が結合すると、マスト細胞が活性化し、
顆粒の中の化学伝達物質が放出されます(脱顆粒反応といいます)。

もちろんマスト細胞はヒスタミンだけを放出しているわけではなく、
他の免疫細胞を呼び寄せる物質や、炎症を引き起こすサイトカインと
呼ばれる物質などの様々な化学物質を作って、体の免疫機能の一部を
担っています。

花粉症は、花粉と結合したIgE抗体がマスト細胞をバンバン活性化させている
過剰(異常)な事態となって起こっているんです。

最後に・・・

Y0033_2

ちょっと肥満でかわいそうなマスト細胞を描いてみました。
今度はまったく違ったイメージになったと思いませんか?

身体を守る免疫反応が、過剰になるとアレルギーになってしまうように
イラスト表現も過剰だと真意が伝わらない・・・。

「免疫」も「イラスト」も過ぎたるは及ばざるが如しということでしょうか・・・。

おしまい!!