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2012年4月

2012年4月26日 (木)

春さがし!!

こんにちは。

トヨエモンです。

 

4月に入っても天気が悪かったり、寒かったりとイマイチな気候が続いておりますが、それでも少しずつ暖かくなってきて、春らしさを増してきた今日この頃・・・。

 

トヨエモンも少しは春を満喫しようと、お昼休みに

「ハルはアケボノ、YohYoh!!白くなりゆくやまぎWHA・・・」

とラップを口ずさむことはありませんでしたが、ちょっと身の周りの春を探してみました。

 

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これはムラサキサギゴケらしいです。

そもそもトヨエモンは花に詳しくないので、一生懸命ネットで調べてます。

でも、携帯で撮った写真がキレイじゃなくて花がよく分かりません()

似た花にトキワハゼという花もあるらしいのですが、外に雨が降ってきた今では、確認に行く気にもなれません。。。

 


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これはホトケノザという花らしいです。

これも、なんだか花の部分だけボヤけてます・・・。

 


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これはオオイヌノフグリですね。

ようやくトヨエモンでもすぐに分かる花が出てきました!!

綺麗な青です。


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ダンデライオン!!(←呼んでみたかっただけです。)

 


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とどめは土筆(つくし)です。

今年こそツクシを食べてみようと思っているのですが、なぜか採る気になれません。

そうこうしているうちに、みんなスギナになってしまうのでしょう・・・。

 

しかし、意外に色々な植物があるものです。ただ、タンポポ以外は、みんな小さくて携帯のカメラではうまく撮れなかったのが残念でした。

 

ちなみにウチの会社にはバラ園があり、もう少し暖かくなって花が咲くと、辺り一面がバラの香りに包まれるステキな場所に変わります。

バラの状況につきましては、コチラ(↓)のブログを是非訪れて頂ければと思います!!

タカナシバラ園ブログ

今年もそろそろバラの季節が近くなり、この「バラ園ブログ」の更新が始まっています。

今回紹介しました植物たちも、みんなバラ園の周りに生えていたものです。

 

最近、アレルギーやLGG菌の難しいお話ばかりだったので、ここらでチョット一息でした!!

 

 

おしまい。

2012年4月20日 (金)

腸へ‘くっつく’LGG菌②

こんにちは。
トヨエモンです。

前回は、乳酸菌の腸への付着について簡単に説明してみました。
ただ絵で付着の様子を描いてもナカナカ解りづらいかと思い、
LGG菌が細胞に付着している写真を撮りました。

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黄色の矢印で示した濃い紫色のものがLGG菌、
黒い矢印で示した薄紫の丸いものがCaco-2(カコツー)と
呼ばれるヒトの大腸由来の培養細胞です。

細胞の表面にLGG菌が居るのが分かりますでしょうか?

古くからLGG菌がCaco-2細胞に付着することは知られているのですが、
自分で実験してみて納得でした。

乳酸菌でも腸の細胞へ付着するもの・しないものがあり、皆それぞれの
機能や特徴を持っているのですが、付着はLGG菌の特徴の一つなんです。

おしまい。

2012年4月19日 (木)

腸へ‘くっつく’LGG菌①

こんにちは。
トヨエモンです。

乳酸菌が腸の表面(腸管上皮)へくっつく(付着する)ことは、
乳酸菌の色々な機能にとって重要な役割を果たしていると言われています。
もちろん、付着しない乳酸菌も色々な機能を見せるので必須ではないようですが。。。

さて、乳酸菌が腸管上皮に付着すると

①からだの外から侵入した菌や異物と競合して、それらの異物が
腸管上皮に接触できない状況になる(物理的に防御)。

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②乳酸菌が出す有効な成分などを、じかに腸の表面に出すことができる。
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③乳酸菌が腸内に長く留まれるので、乳酸菌の機能を長く持続する。
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などのメリットがあると考えられています。

LGG菌は、腸管上皮へ付着する乳酸菌として古くから知られていることから、
持続性乳酸菌とも呼ばれています。

そして、「LGG菌の毛」では、“線毛は何かにくっつくのに重要だと言われている”
と書きましたが、この線毛をLGG菌から取除いてしまうと、腸の細胞への
付着能力が消えてしまいます。
今のところ、LGG菌以外の乳酸菌で、この線毛をもつモノは発見されていないので
線毛は、LGG菌の様々な機能や持続性のカギだと考えられています。

LGG菌の毛は、なかなか侮れない存在なんですよ!!

つづく。

2012年4月13日 (金)

綺麗すぎるとアレルギー!?②

こんにちはケンノシンです。

アレルギーの原因の一つとして「衛生仮説」についてお話しました。
(https://lgg-samurai.blogat.jp/lgg/2012/04/post-dbf2.html )

この衛生仮説が発表されてから、関連した報告がいくつも出てきました。

農家で家畜や動物を飼っている家で生まれた子供は、普段から動物と触れ合っておりアレルギーになりにくいことも報告されています。
なんだか不思議な話しですね。

ほかにも、一人っ子よりも兄弟がいたほうがアレルギーになりにくい、なんてことを報告している人たちもいます。

そして、免疫のシステムが明らかになるにつれて、「衛生仮説」とアレルギーの関係性が注目を浴びるようになります。

前置きが長くなり、だんだん話しがややこしくなってきました・・・。
本当に免疫やアレルギーの話しは複雑なのです。

次回はこの「衛生仮説」がどう免疫と関係してくるのかお話しします。

つづく

2012年4月11日 (水)

綺麗すぎるとアレルギー!?①

こんにちはケンノシンです。
花粉症はどうでしょうか?
まだまだつらい時期が続きますね。

さて、トヨエモンが花粉症についてブログにて書いていましたが、
花粉症はアレルギーの一種で免疫反応が過剰に反応していることについて触れていました。
図が入ってとてもわかりやすいですね。

今回は、この「アレルギー」は何でなるのか?お話したいと思います。

アレルギーは現代病ともいわれるくらい多くの人が何かしらのアレルギーをもっています。私も小さいころハウスダストのアレルギーだったので、部屋の中で走り回るとすぐに眼がかゆくなり、くしゃみも止まらなくなるという、つらかった思い出があります。

ある研究者がアレルギーに関して調査をしたところ、日本やアメリカといった先進国が、発展途上国に比べてアレルギーにかかっている人が多いということがわかりました。
これは、先進国の都会であるほど大きく違いが現れていました。
何が違うのか見てみると、食べるもの、住んでいる環境いろいろありますが、共通していることは、先進国は全てが綺麗すぎるということです。

今の日本の都会では何かを食べようと思ったら、お店に行けば綺麗なものが売っています。

また、住んでいる環境も綺麗です。日本の水は世界の先進国と比較しても綺麗ですし、すんでいる家やトイレも昔に比べれば衛生的です。
また遊び場も、昔のように小さい子供が泥だらけで遊んでいる風景を見ることも少なくなってきています。

つまり、生活の中でさまざまな環境が向上し綺麗になると、環境に存在する細菌や微生物に触れる機会がなくなっているということになります。
これを「衛生仮説」といい、現代の綺麗な環境がアレルギーの原因の一つと発表しました。
綺麗な環境の方がいいと思いますが、綺麗すぎるとヒトに悪影響を与えているようです。なかなか難しいですね。

しかし、アレルギーは免疫の異常反応ということは今でこそわかっていることですが、「衛生仮説」が発表された1980年代初めは免疫についてあまりにもわかってないことが多く、この「衛生仮説」はまったく注目されませんでした。

つづく

2012年4月 6日 (金)

LGG菌の毛①

こんにちは。
トヨエモンです。

今回はLGG菌の毛のお話。
でも、LGG菌から髪の毛が生えているわけではありません。

この毛、線毛(せんもう)と呼ばれるものですが、
同じ「せんもう」でも漢字違いの繊毛とは違います。
英語でPilli(ピリ)と呼ばれています。

線毛は細菌が何かにくっつくのに主な役割を果たしていると言われています。
ですので、おしゃれなスタイルにしたりはできないようです。

近年、フィンランドの研究チームが、LGG菌に毛が生えていることを見つけました。
(正しくは、LGG菌が線毛をもつことを発見しました!!です。)
本当はその写真を掲載したいのですが、LGG菌サムライ達が撮った写真ではないので
下記のリンクを紹介します。

http://www.vetmed.helsinki.fi/apalva/NEW_MolMecGG%20project%20description2.pdf

LGG菌からビヨーンと何かが伸びているのが分かりますか?
このネタ、もう少し勉強してから詳しく紹介させて頂きますm(_ _)m。

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おしまい。

2012年4月 5日 (木)

過ぎたるは及ばざるが如し!!(花粉症)

こんにちは。
トヨエモンです。

前回の花粉シーズン突入!!の際に描いたイラストの中で
同僚から「マスト細胞が悪そう!!」などのご意見を頂きました。
マスト細胞も体の免疫機能には欠かせない存在なので、決して悪者ではありません。
アレルギーという異常な状態を表現したかったと解釈して頂ければ幸いです(^^;)。

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      こんな風に悪そうに描かれて
      しまったマスト細胞・・・

さてマスト細胞ですが、別名「肥満細胞」とも呼ばれています。
しかし、肥満に関係があるわけではなく、もともとは見た目が膨らんでいて
細胞自体が肥満っぽいという理由から名付けられました。
なんだか、悪そうだとか、肥満だとか誤解をうけやすい可哀想なヤツですね。

マスト細胞は、細胞内に顆粒と呼ばれるものを持っており、その顆粒の中に
ヒスタミンなどの化学伝達物質を蓄えています。
花粉などの抗原とIgE抗体が結合すると、マスト細胞が活性化し、
顆粒の中の化学伝達物質が放出されます(脱顆粒反応といいます)。

もちろんマスト細胞はヒスタミンだけを放出しているわけではなく、
他の免疫細胞を呼び寄せる物質や、炎症を引き起こすサイトカインと
呼ばれる物質などの様々な化学物質を作って、体の免疫機能の一部を
担っています。

花粉症は、花粉と結合したIgE抗体がマスト細胞をバンバン活性化させている
過剰(異常)な事態となって起こっているんです。

最後に・・・

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ちょっと肥満でかわいそうなマスト細胞を描いてみました。
今度はまったく違ったイメージになったと思いませんか?

身体を守る免疫反応が、過剰になるとアレルギーになってしまうように
イラスト表現も過剰だと真意が伝わらない・・・。

「免疫」も「イラスト」も過ぎたるは及ばざるが如しということでしょうか・・・。

おしまい!!