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2012年2月17日 (金)

お腹は大切に④

こんにちはケンノシンです。

3回にわたって、腸内細菌について書かせていただきました。

腸内細菌は腸の中、つまり腸管で生きているわけですが、この腸管には他にも人間の体にとって重要なものが集まっています。
それは、意外かもしれませんが免疫細胞なのです。私たちを外部の攻撃から守ってくれる免疫細胞、その全体のなんと60%もが、腸管内にあるのです。
なぜこんなにも免疫細胞が腸管に集中しているのか、これにはわけがあります。

実は、腸管は体の中にあるのですが、よくみると体の外側なのです。
こう書くとわけがわからないですね。どういうことかというと、
人間の消化管は口から始まり胃、小腸、大腸など複雑な作りの消化器官を経て肛門に至ります。ところが、これを簡略化すると、一本の管になっており、消化官は皮膚と同様に体の表面、つまり外側に位置していることになります。
長いバウムクーヘンをイメージしてください。茶色い外側が皮膚、穴の部分が消化管ということになります。どちらも空気に触れている「外側」の部分です。食べておいしい生地の部分が血管や筋肉の部分、つまり体の「内側」の部分ですね。

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                 消化管の構造は簡略化すると管状になっています

というわけで、外気にある細菌やウイルスなどにつねにさらされているため、腸管にはたくさんの免疫細胞が集まっていると言われています。この免疫細胞が有害なものを排除しているのです。