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2012年2月 7日 (火)

インフルエンザにご注意!!④

こんにちは。トヨエモンです。

さて、今回はインフルエンザ予防とLGG菌について、
これまで私どもが行ってきた研究を紹介したいと思います。

大前提としてヒトを使った実験はできません。
ヒトに感染させたら大変なことになってしまいます・・・|(@o @;)/
そのため、実験ではマウスを使っています。
ただし、動物愛護の観点からも動物試験にも様々な
基準・制約があるので、それらに従って実施しています。

それでは、簡単な試験の説明ですが、まずLGG菌を
毎日マウスに飲ませます。

Y0019_2
LGG菌粉末を生理食塩水に混ぜたものを、注射器のようなもので
マウスに飲ませます

比較対象として、LGG菌を飲ませないマウスもいます。これを
“対照”と呼びます(対象と対照ややこしいですが)。

下のグラフのように、14日目に鼻からインフルエンザウイルスを
感染させマウスを観察します。
すると、対照のマウスはどんどん症状が悪くなってしまいます(オレンジの○)。
一方でLGG菌を飲ませたマウスは、比較的、軽い症状のままです(青の■)。

Y0020

また、下のグラフのように、肺の中にいるインフルエンザウイルスの数も、
LGG菌を飲んでいるマウスの方がウイルスの数が少なくなりました。
Y0021

今回は一部分だけの紹介ですが、このような研究の結果から
LGG菌のインフルエンザウイルス感染を予防するチカラが見えてきますpunchtaurusshine

ただ、注意していただきたいことは、LGG菌はお薬ではないということです。
それなので、毎日の食事などから摂取することで、予防の助けになる
という感覚くらいで考えておく必要があるかと思います。

※ データの出典もとは下記となります。
ブログ用に見やすく改変してあります。
1)
タカナシ乳業ニュースリリース(2009年1月発行)
   http://lgglab.jp/common/pdf/200901.pdf

2)
「Oral administration of lactobacilli from human intestinal tract protects mice against influenza virus infection」, Kawaseら, Letters in Applied Microbiology 51:6-10 (2010年)

興味のある方は是非チェックしていただければと思います。

おしまい。