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2014年4月

2014年4月30日 (水)

薔薇2014年

こんにちは。

トヨエモンです。

 

今年もそろそろ会社のバラのシーズンがやってまいりました!!

近頃、全然更新されていなかったバラブログですが、4月25日より

少しずつUPされています。

 

今年は、力を入れて更新していくと聞いていますので、

トヨエモンの”なんちゃってバラブログ”はお休み予定です(笑)。

 

ネタがないときにバラの写真を載せておけば、

なんとなくLGG菌サムライを更新できたのですが・・・。

最近、ケンノシンとタケサブローは全く顔を出さないし、

バラブログも使えないとなると、ジリ貧のトヨエモンは

ますます苦しくなるばかりですwobbly

 

愚痴はとりあえず置いておいて、

バラ園に見学に来られる方は、ブログをチェックすると

一番良い時期がわかるかと思います!!

是非、訪問してくださいねhappy02

 

おしまい。

 

2014年4月28日 (月)

腸管バリアとLGG菌⑨

こんにちは。

トヨエモンです。

 

腸管バリアとLGG菌シリーズ、かなり長丁場となってきました。

正直飽きてきたので、タイトルを変えたいですね・・・^^;

 

前回はSilvaらが1987年にLGG菌の抗菌物質について報告したこと、

しかし、どんな物質か分からなかったこと、そして、抗菌ペプチドの一種

ミクロシンの様な物質なのではないか?ということを書きました。

 

一方でLGG菌が産生する乳酸が抗菌性に重要であると主張する報告もあります。

一般的に、乳酸菌が腸内の環境を整える役割を果たしているのは、乳酸を作り出し、

周囲の環境を酸性にすることによって、他の細菌が生育しにくい、もしくは

死んでしまうことに起因していると考えられています。

 

その一つに、ベルギーの研究チームDe Keersmaecker らの報告があります。

彼らはLGG菌の培養液を使って、サルモネラ菌の生育阻害・殺菌について実験をしました。

そして、乳酸が蓄積され、pHが低下することが、サルモネラ菌に対して最も効果があると

結論付けています。

※     De Keersmaecker et al. FEMS Microbiol Lett (2006)

 

ただ、乳酸による抗菌性は、乳酸菌全般に言えることで、トヨエモンとしては

イマイチ面白みを感じないのですが・・・

 

つづく。

2014年4月22日 (火)

腸管バリアとLGG菌⑧

こんにちは。

トヨエモンです。

 

さて、前回の腸管バリアとLGG菌⑥⑦では腸管粘膜免疫に対するLGG菌の効果を紹介いたしました。
といっても、かなり適当に流してしまいましたが・・・。

 

ところで、紹介し忘れていることがありました。
それは、第一の機能「他の細菌に対する働き」として、LGG菌が他の細菌を排除するための“抗菌物質”を分泌するということです。
腸管バリアとLGG菌⑤では、「他の細菌に対する働き」として他の細菌が腸管に付着するのを邪魔することを紹介しました。

今回より紹介するその機能は、その付着の阻害や置換、排除にも大きく関わっているものと考えられます。

 

LGG菌の抗菌物質についての報告は、1987年まで遡ります。
米国Silvaらの研究チームは、LGG菌を培養したその培養液が、大腸菌やサルモネラ菌、クロストリジウム菌などの生育を阻害することを発見しました。

その抗菌物質は、

・     pH 3~5の酸性領域で働く

・     熱に安定

・     プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)による分解に耐性

・     乳酸や酢酸より高い抗菌性

・     分子量1000未満の小さな物質

・     グラム陽性菌・陰性菌ともに効果を示す:グラム陽性に効果を示す抗菌物質バクテリオシンとも異なる活性

であったと報告されています。

これらの結果より、この抗菌物質はミクロシン(抗菌ペプチドの一種)のような物質ではないかと考えられました。

※ Silva et al. Antimicrob agents Chemoth (1987)より

 

しかし、この報告では、“LGG菌の抗菌物質”が単離・同定されたわけではなく、その後も「LGG菌の抗菌物質は何なのか?」という研究が続けられていきます。

 

つづく。

2014年4月17日 (木)

Foods & Functionals最新号(Valio社)

こんにちは。
トヨエモンです。

以前、LGG菌は子供を風邪から守る!!①で紹介したフィンランド Valio社の
情報誌Food & Functionalsの最新号が出ました。

Foods & FunctionalsのHPはこちら

雑誌への直接リンクはこちら

 

本誌では、
Valio社のLGG菌を使用したブランドGefilusシリーズや

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ノルウェーのLGG菌入りジュースの紹介がされています。

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世界にはLGG菌を使用した様々な製品がありますね!!

 

おしまい。

 

2014年4月14日 (月)

腸管バリアとLGG菌⑦

こんにちは。

トヨエモンです。

 

さて、今回は粘膜免疫とLGG菌との関係についての続きです。
前回は分泌型IgAの説明で力尽きてしまったので・・・(笑)

 

と思っていたら、LGGラボの方にすでに
LGG菌が分泌型IgAの産生量を増加させる」ことに
ついて書いてありますね・・・^^;
なので、ポイントだけサラッと書きます。

 

まず、LGG菌はパイエル板と呼ばれる小腸の免疫センターの中に
入りこむということです。
LGGラボから引用してきた下記の図2(右)に、白矢印で示した赤い点々が
見えるかと思いますが、これが赤い蛍光色素で染色されたLGG菌です。
この試験では、染色されたLGG菌をマウスに摂取させたあと、マウスを解剖し、
小腸を取り出して、パイエル板を蛍光顕微鏡で観察しています。

 

Peyer_iga

つまり、免疫センターであるパイエル板に入り込むということは、
腸管の免疫システムに何らかの影響を与えるということが予測できますね!

※ パイエル板については、「インフルエンザにご注意!!③」を
ご参照ください。

次に、LGG菌はパイエル板でのIgAの産生を増加させるということです。
LGG菌を投与したマウスを解剖し、小腸のパイエル板から細胞を
取り出して培養したところ、IgAの量が多かったというのが右側の図3です。

 

これらの試験データより、LGG菌は粘膜免疫系を高めることによって
腸管バリア機能を高めていることが考えられているわけです!!

 

つづく。

2014年4月10日 (木)

腸管バリアとLGG菌⑥

こんにちは。

トヨエモンです。

 

いつの間にか4月も十日が過ぎてしまい、会社の周りの桜は
だいぶ散ってしまいました。

さて、今回は腸管バリアとLGG菌シリーズの第6弾!!
だいぶ内容を忘れてしまった人もいらっしゃると思いますが、
②で紹介した3つの機能のうち、真ん中の“粘膜免疫系に対する働き”について
紹介していきたいと思います。

 

Ohland_small

腸管の上皮には、ムチンと呼ばれる粘液が常に分泌され
粘液層を形成していることはで紹介したとおりです。
この粘液層の中で働いている免疫システムが粘膜免疫と呼ばれるもので、
主に分泌型免疫グロブリンA(分泌型IgA)が活躍しています。


Barrier_small

 IgAは、以前「花粉シーズン突入!!」で紹介したIgEと
同じ免疫グロブリンと呼ばれる抗体の仲間ですが役割が異なります。
特に粘膜に分泌されるIgAは分泌型IgAと呼ばれ、
Y字をした抗体が二つ繋がった構造をしています(二量体)。

 

Siga

粘液層に異物が入ってくると、分泌型IgAがそれらを認識し結合します。
そして、粘液と共に体外へ排出されていくというわけです。

 

つづく。