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2013年8月23日 (金)

ご無沙汰しております。

こんにちは。
トヨエモンです。

前回の更新からまた一ヶ月が経ってしまいました・・・。
最近の更新の滞り具合は、さすがにマズイですね~。

さて、だいぶ前に「アトピー性皮膚炎とは?」というタイトルで(2013年4月23日更新)、
アトピーについて勉強していくと書きましたが、全く進んでいませんね。。。
しかしながら、学会等に行くと必ずといっていいほど、LGG菌とアトピーの話が
紹介されます(ケンノシンが以前紹介したLancetの研究報告です)。
それなので、今回はちょっと小ネタを書いてみます(笑)

以前、アトピー性皮膚炎に対するLGG菌の効果を報告した研究(英国医学雑誌 Lancetにて発表)を
ケンノシンが紹介したことを覚えていますでしょうか?(2012年6月26日~)

この時は、アトピー性皮膚炎の発症率の部分のみにフォーカスして紹介しました。
つまり、妊婦さんと出生後の赤ちゃんがLGG菌を摂取することによって、
赤ちゃんが2、4、7歳になったときのアトピー発症率が下がるというものです。

一方で、このLancetの報告では、IgEについては影響がなかったが、
お母さんの母乳中のTGF-βという物質が増加したことも報告されています。

つまり、アレルギー反応の中心的な役割をしていると考えられているIgEを抑えるのではなく、
LGG菌は他のメカニズムを通してアトピーの発症を抑えていることが考えられました。

そこで、この研究を進めていたイソラウリ教授(フィンランド ツルク大学)は、母乳中の成分や
腸内細菌叢との関係などに着目して、幅広くLGG菌とアトピーの研究を進めてきました。

この研究によって、乳酸菌が体内でどのような働きをしているのか?という研究がより盛んに
なったことは間違いないでしょう。

 

最後に、トヨエモンが夏休みで撮った写真・・・ルリカミキリ。

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おしまい。